映画愛は不滅だ! 映画『ゾッキ』ゾッキ裏ゾッキ同時上映登壇イベント Part8

5月14日(金)に公開された映画『裏ゾッキ』では、5月27日まで連日の公開記念登壇イベントを実施しております。5月20日に惜しまれながら閉館となったアップリンク渋谷の最後の新作公開作である『裏ゾッキ』。先に公開されている『ゾッキ』との交互上映で映画の表と裏を存分に楽しめるというユニークな企画のもと、ゾッキチームが全ての映画ファンに向けて、トークを繰り広げています。「映画への愛は不滅です!!」。今回より、上映及びイベント会場をアップリンク吉祥寺に移し、実施されています。


■■ゾッキ/裏ゾッキ 登壇イベント 第8回 “秘密の集会 今こそ愛だ” 概要■■

■開催日:5月21日(金)

■時間:19:55~20:10(15分)

■登壇者:大橋裕之、篠原利恵

■会場:アップリンク渋谷

■MC:なし


 【オフィシャルレポート】

映画『ゾッキ』『裏ゾッキ』の交互上映トークイベント「秘密の集会 今こそ愛だ」が5月21日、東京のミニシアター・アップリンク吉祥寺で行われ、『ゾッキ』原作者の大橋裕之、『裏ゾッキ』監督の篠原利恵が出席した。

この日は音声SNSのClubhouseから、映画『ゾッキ』をロケ地・愛知県蒲郡市で支えた地元メンバーが多数参加。齊藤工監督曰く『裏ゾッキ』の主人公というパン屋の横田さんは「まだまだコロナ禍で経営は大変ですが、昨日お店に『ゾッキ』を12回、『裏ゾッキ』を4回も観てくれたという方がわざわざ来店してくれました。幸せな限りです」と反響に喜び。その一方で「撮影から約1年経って7キロも太った。地元のみんなからは“『裏ゾッキ』は横田の肥満記録だな”とイジられています」と悲鳴を上げていた。

蒲郡市長の鈴木寿明は『ゾッキ』『裏ゾッキ』を全国で観てくれている観客に向けて「ご鑑賞、ありがとうございます!」と呼びかけて「蒲郡ゾッキ・ファミリーの頑張りは想像以上で感激。蒲郡市を誇りに思います」と有志達の健闘を称えていた。市役所にも映画を観た市外の住民から「映画のポスターを近所に貼りたい」という希望の声が寄せられているという。

篠原監督は『裏ゾッキ』について「実は公開日(5月14日)の3日前に完成したので、まさにできたてホヤホヤの映画なんです。蒲郡市は緊急事態宣言下にあるので、一部の人しかまだ観られていません。なのでこのような場を設けることができて嬉しい」と住民たちとのトークにしみじみ。コロナウイルスの本格的な感染拡大前の日常も映像に捉えられていることから「住民の皆さんと隣り合ってお酒を飲んだり、カラオケに行ったりできていたのに…。本当にいい日々でした」と懐かしんだ。それにすかさずパン屋の横田さんは「元気があればなんでもできる!」とのエールを送り、会場を微笑ませた。

原作者の大橋は『裏ゾッキ』を観て「町にポツンと老人がいる姿がインサートされたりして、それがすごくカッコいい映像。個人的には植木の枝を切っているおじいさんが好き」とマニアックな見どころを紹介。さらに「駅前のお店のマスターがお店の外でほら貝を吹いていますよね?自分の地元ながら、とんでもない場所だと思った」と驚くと、篠原監督は「私も初めて見た時はビックリ。これは撮らねば!とカメラを回しました。聞くところによると、20年くらい前から昼の12時になるとほら貝を吹いているそうです。蒲郡にはそんな不思議な妖精がいっぱいです」と茶目っ気たっぷりに町の名人を紹介していた。

【今後のイベント情報】

■期間:5月14日(金)〜27日(木) ⠀

■時間:「ゾッキ」または「裏ゾッキ」最終回上映後⠀

■会場: 21日(金)~アップリンク吉祥寺⠀

■チケット販売:⠀

・オンライン予約(アップリンク会員・一般):上映前日の20:00より販売⠀

・劇場窓口:上映当日の9:30より販売⠀

・詳細は劇場HPをご覧ください。 ⠀

https://joji.uplink.co.jp/

■登壇者(予定)⠀

5/22(土)  篠原利恵、川上奈々美

5/23(日)  大橋裕之、九龍ジョー

5/24(月)以降は順次発表⠀


作 品 情 報

『ゾッキ』今日も地球は<秘密と嘘>で回っている。

ある女は<秘密は大事に、なるべくたくさん持て>と助言する祖父が告白した、秘密の数に腰を抜かす。

ある男は、あてがないというアテを頼りに、ママチャリで‟南”を目指す旅に出る。

ある少年は、成り行きでついた<嘘>をきっかけに、やっとできた友達から‟いるはずのない自分の姉”に恋をしたと告げられ、頭を悩ませる。

ある青年は、今は消息不明の父と体験した幼い日の奇妙な出来事を思い出していた。

そして日々なんとくアルバイトに勤しむひとりの少年は、‟ある事件”が海の向こうの国で起きたことを知るー。

楽しくて、切なくて、優しくて、懐かしくて、不思議な、自分だけの特別な秘密。

ラストに待ち受けている、寄せ集められた小さな話たちの奇跡的な出会いとは―

吉岡里帆 鈴木福 満島真之介 柳ゆり菜 南沙良 安藤政信 ピエール瀧 森優作 九条ジョー(コウテイ) 木竜麻生 

倖田來未 竹原ピストル 潤浩 松井玲奈 渡辺佑太朗 / 石坂浩二(特別出演)/ 松田龍平 / 國村隼

監督:竹中直人 山田孝之 齊藤 工 

原作:大橋裕之「ゾッキA」「ゾッキB」(カンゼン刊) 脚本:倉持裕 音楽監督:Chara 主題歌:「私を離さないで」Chara feat. HIMI

宣伝:ガイエ 配給:イオンエンターテイメント ©️ 2020「ゾッキ」製作委員会  

公式サイト:zokki.jp 公式Twitter・Facebook・インスタグラム:@zokki_movie

『ゾッキ』全国絶賛公開中


『裏ゾッキ』ばらばらの世界をつなぐのは、法螺(フィクション)だったーーー。

竹中直人・山田孝之・齊藤工の3人がメガホンを取り、漫画家・大橋裕之の短編集を実写化する異色の映画、「ゾッキ」。制作がはじまる2020年、ひときわ喜んだのは、ロケ地である愛知県・蒲郡市の人々だった。蒲郡では8年前から印刷屋さん、パン屋さん、居酒屋さんなど、町の有志が立ち上がり映画誘致の活動を続けていたが、今回念願かなって蒲郡市も巻き込み、映画「ゾッキ」を市民総出で全面バックアップすることになったのだ!

平穏だった蒲郡という場所で巻き起こる、数々のハプニング。豪華キャスト・スタッフによる一筋縄ではいかない映画制作。そして、素人集団がどうにか映画を盛り上げようと奮闘する姿。その模様を追った「裏ゾッキ」は、ひとつの映画に寄せ集まった人々の"裏側"を描く物語。・・・のはずだった。

ロケ終了後に世界中に襲いかかったコロナウイルスの猛威。4、5月には緊急事態宣言が発令した。映画館が2ヶ月の休館するのは戦後初めての事態だった。映画を生業にしていた監督陣の生活も一変した。例にもれず蒲郡の町も悲鳴をあげ、映画に心をくだいてきた人々は、それぞれの苦境に追い込まれる。さらに2021年3月の公開直前、コロナウイルス第二波が世界を襲う。目標にしてきた「作品を届けること」がおびやかされる今。ひとつの映画とともに重なり合った人々の現在進行形の記録。

撮影・編集・監督:篠原利恵 音楽:重盛康平 題字:大橋裕之

出演:蒲郡市の皆さん、竹中直人、山田孝之、齊藤工 ほか ナレーション:松井玲奈

主題歌:竹原ピストル「全て身に覚えのある痛みだろう?」(ビクターエンタテインメント)

製作:映画「裏ゾッキ」製作委員会 企画:伊藤主税、山田孝之 プロデューサー:牧有太 撮影:藤枝孝幸

制作:テレビマンユニオン 制作協力:and pictures

配給:イオンエンターテイメント 支援:映画「ゾッキ」製作委員会/映画「ゾッキ」蒲郡プロジェクト委員会 後援:蒲郡市

©2020「裏ゾッキ」製作委員会 公式サイト:https://ura.zokki.jp 公式Twitter・Facebook・インスタグラム:@urazokki  

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