5月14日(金)に公開された映画『裏ゾッキ』では、5月27日まで連日の公開記念登壇イベントを実施しております。5月20日に惜しまれながら閉館となったアップリンク渋谷の最後の新作公開作である『裏ゾッキ』。先に公開されている『ゾッキ』との交互上映で映画の表と裏を存分に楽しめるというユニークな企画のもと、ゾッキチームが全ての映画ファンに向けて、トークを繰り広げています。「映画への愛は不滅です!!」
■■ゾッキ/裏ゾッキ 登壇イベント 第7回 “秘密の集会 今こそ愛だ” 概要■■
■開催日:5月20日(木)
■時間:18:10~18:35(25分)
■登壇者:竹中直人、大橋裕之、篠原利恵、牧有太
■会場:アップリンク渋谷
■MC:なし
【オフィシャルレポート】
映画『ゾッキ』『裏ゾッキ』の交互上映トークイベント「秘密の集会 今こそ愛だ」が5月20日、東京・渋谷にあるミニシアター・アップリンク渋谷で行われ、『ゾッキ』監督の竹中直人、原作者の大橋裕之、『裏ゾッキ』監督の篠原利恵、『裏ゾッキ』プロデューサーの牧有太が参加した。
アップリンク渋谷が約26年の歴史に幕を下ろす、まさに“ラスト・ショー”の日。前夜20時に発売された50席弱の座席チケットは発売開始数分で完売した。
閉館に際して竹中は「アップリンク渋谷は本日閉館ということですが、僕はいつかまたアップリンク渋谷で皆さんと会えることを楽しみにしています!思い出にはしたくない!またここでみんなに会いたい!アップリンク渋谷は思い出なんかじゃないぜ!」と復活に期待。『ゾッキ』監督・プロデューサーの山田孝之も音声SNSのClubhouseで急遽参加し「閉館がずっとなのか、それとも一時期なのかはわからないけれど、一旦お疲れ様です!」と閉館を惜しんでいた。
『裏ゾッキ』には、『ゾッキ』の一編『父』を手掛けた竹中の監督としての姿も映し出される。すると竹中監督は「実は自分が映っているのは恥ずかしくて観たくないんです。あと2年くらいしたら観ようかな?友達からも絶賛の声が届いているので」と『裏ゾッキ』未見という衝撃の告白。まさかの事実に驚く一堂に、竹中は「自分を観るって照れ臭い。『ウォーターボーイズ』(2001)も公開から1年後まで観ませんでした。友達から好評だったので観てみたら『自分ちゃんとやってるじゃん!』と思ったけれど」と打ち明けた。
映画『ゾッキ』『裏ゾッキ』の交互上映トークイベント「秘密の集会 今こそ愛だ」は明日5月21日から、場所を変更してアップリンク吉祥寺にバトンタッチ。それに触れて竹中監督は「吉祥寺は大学時代によくデートをした場所だから、そこで『裏ゾッキ』を観る予定」と予告していた。
自身の初期作品が映像化されたことに大橋は「僕の漫画は描き込んでいないので、完成度は映画版の方が高いです。もはや映画版の方が本物」と太鼓判。篠原監督はロケ地である愛知県蒲郡市について「原作漫画と繋がっているような感じがして、滞在中に『あれ?』と思うような出来事もありました。大橋さんの漫画の世界から抜け出してきたかのような人にも出会いました。蒲郡には何かがある」と聖地化を期待。『裏ゾッキ』は『ゾッキ』未見の観客にも好評で、篠原監督は「もはや『ゾッキ』『裏ゾッキ』の輪廻が始まっている!」と交互上映に手応えを得ていた。
最後は同館支配人の江崎毅 (えざき たけし) 氏に竹中から労いの花束贈呈。江崎氏は同館最後の新作『裏ゾッキ』に「閉館までの1週間にトークイベントという形でキャスト・スタッフの皆さんに盛り上げていただき、連日完売という最高の最後の作品として上映することができました」と感謝していた。
【今後のイベント情報】
■期間:5月14日(金)〜27日(木) ⠀
■時間:「ゾッキ」または「裏ゾッキ」最終回上映後⠀
■会場: 21日(金)~アップリンク吉祥寺⠀
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■チケット販売:⠀
・オンライン予約(アップリンク会員・一般):上映前日の20:00より販売⠀
・劇場窓口:上映当日の9:30より販売⠀
・詳細は劇場HPをご覧ください。 ⠀
https://joji.uplink.co.jp/
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■登壇者(予定)⠀
5/21(金) 大橋裕之、篠原利恵
5/22(土) 篠原利恵、川上奈々美
5/23(日)以降は順次発表⠀
作 品 情 報
『ゾッキ』今日も地球は<秘密と嘘>で回っている。
ある女は<秘密は大事に、なるべくたくさん持て>と助言する祖父が告白した、秘密の数に腰を抜かす。
ある男は、あてがないというアテを頼りに、ママチャリで‟南”を目指す旅に出る。
ある少年は、成り行きでついた<嘘>をきっかけに、やっとできた友達から‟いるはずのない自分の姉”に恋をしたと告げられ、頭を悩ませる。
ある青年は、今は消息不明の父と体験した幼い日の奇妙な出来事を思い出していた。
そして日々なんとくアルバイトに勤しむひとりの少年は、‟ある事件”が海の向こうの国で起きたことを知るー。
楽しくて、切なくて、優しくて、懐かしくて、不思議な、自分だけの特別な秘密。
ラストに待ち受けている、寄せ集められた小さな話たちの奇跡的な出会いとは―
吉岡里帆 鈴木福 満島真之介 柳ゆり菜 南沙良 安藤政信 ピエール瀧 森優作 九条ジョー(コウテイ) 木竜麻生
倖田來未 竹原ピストル 潤浩 松井玲奈 渡辺佑太朗 / 石坂浩二(特別出演)/ 松田龍平 / 國村隼
監督:竹中直人 山田孝之 齊藤 工
原作:大橋裕之「ゾッキA」「ゾッキB」(カンゼン刊) 脚本:倉持裕 音楽監督:Chara 主題歌:「私を離さないで」Chara feat. HIMI
宣伝:ガイエ 配給:イオンエンターテイメント ©️ 2020「ゾッキ」製作委員会
公式サイト:zokki.jp 公式Twitter・Facebook・インスタグラム:@zokki_movie
『ゾッキ』全国絶賛公開中
『裏ゾッキ』ばらばらの世界をつなぐのは、法螺(フィクション)だったーーー。
竹中直人・山田孝之・齊藤工の3人がメガホンを取り、漫画家・大橋裕之の短編集を実写化する異色の映画、「ゾッキ」。制作がはじまる2020年、ひときわ喜んだのは、ロケ地である愛知県・蒲郡市の人々だった。蒲郡では8年前から印刷屋さん、パン屋さん、居酒屋さんなど、町の有志が立ち上がり映画誘致の活動を続けていたが、今回念願かなって蒲郡市も巻き込み、映画「ゾッキ」を市民総出で全面バックアップすることになったのだ!
平穏だった蒲郡という場所で巻き起こる、数々のハプニング。豪華キャスト・スタッフによる一筋縄ではいかない映画制作。そして、素人集団がどうにか映画を盛り上げようと奮闘する姿。その模様を追った「裏ゾッキ」は、ひとつの映画に寄せ集まった人々の"裏側"を描く物語。・・・のはずだった。
ロケ終了後に世界中に襲いかかったコロナウイルスの猛威。4、5月には緊急事態宣言が発令した。映画館が2ヶ月の休館するのは戦後初めての事態だった。映画を生業にしていた監督陣の生活も一変した。例にもれず蒲郡の町も悲鳴をあげ、映画に心をくだいてきた人々は、それぞれの苦境に追い込まれる。さらに2021年3月の公開直前、コロナウイルス第二波が世界を襲う。目標にしてきた「作品を届けること」がおびやかされる今。ひとつの映画とともに重なり合った人々の現在進行形の記録。
撮影・編集・監督:篠原利恵 音楽:重盛康平 題字:大橋裕之
出演:蒲郡市の皆さん、竹中直人、山田孝之、齊藤工 ほか ナレーション:松井玲奈
主題歌:竹原ピストル「全て身に覚えのある痛みだろう?」(ビクターエンタテインメント)
製作:映画「裏ゾッキ」製作委員会 企画:伊藤主税、山田孝之 プロデューサー:牧有太 撮影:藤枝孝幸
制作:テレビマンユニオン 制作協力:and pictures
配給:イオンエンターテイメント 支援:映画「ゾッキ」製作委員会/映画「ゾッキ」蒲郡プロジェクト委員会 後援:蒲郡市
©2020「裏ゾッキ」製作委員会 公式サイト:https://ura.zokki.jp 公式Twitter・Facebook・インスタグラム:@urazokki
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