XANVALA、聖なる夜に熱狂の祝福を!! 12月25日(土)、XANVALAが池袋BlackHoleを舞台に「Xross」と題した熱狂の聖夜を二部構成で催した。 「聖なる夜に俺たちの戦争を始めようか!!」。巽の声を開戦の号令にライブはスタート。聖なる夜を激しく赤黒く塗りたくろうと冒頭に叩きつけたのは「聖戰」だ。意識を一瞬でぶっ飛ばし、魂を荒ぶる野獣に変える黒い轟音が身体中を駆けめぐる。狂え、狂え、狂え。理性なんてものはすべて、渦巻く轟音の中へと巻き込む。フロア中の人たちが頭を激しく揺さぶり、思いきり両手を掲げ歓喜した姿を見せていた。互いの感情と感情を剥き出しで戰う姿が、早くもこの会場を渦巻く黒い熱を持って支配していた。 XANVALAが「左耳の悪魔」を突き刺したとたん、...2022.01.03 22:00MUSICREPORT
ドキュメンタリー映画『牛久』劇場公開決定!公開日、ビジュアル公開映画『牛久』が2/26(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開が決定致した。合わせて作品のビジュアルも公開となった。本作は厳しい規制を切り抜け、当事者達の了解を得て、 “隠し撮り”という手法で、面会室で訴える彼らの証言を、記録し続けた作品。そこには「帰れない」現実を抱えた一人一人の実像が映し出されており、彼らの眼差しを本作のキービジュアルにも落とし込まれている。作品解説2022.01.03 07:33MOVIE
主謀者翔馬は、闇の先に光があると語っていた。今の僕らの一寸先にあるのは熱狂だ。いや、すでにその渦中の中で理性を壊し、騒いでいた。単独公演「逆襲の篝火」レポート! 「音楽家にして思想家。演説家にして偏執家。行動に結び付く言動を信条とする」アーティスト、主謀者翔馬。12月21日(火)渋谷LOFT HEAVENを舞台に、主謀者翔馬は単独公演「逆襲の篝火」を行った。当日のライブの模様をここへお伝えしたい。 勇壮に、高らかに鳴り響く「解錠」(SE)に乗せ、主謀者翔馬が舞台へ姿を現した。彼は異端な世界から想いをぶつけ、その生き様を王道に変えてやろうと意気込むように「ルサンチマン」を歌い出した。荒ぶる楽曲の上で、彼はロックオペラ歌手となり、渦巻く赤黒い感情を解き放つように歌っていた。揺れ動く気持ちの導くまま、沸き立つ想いのままに歌い上げる。主謀者は、冒頭から表情豊かな舞台劇を、この空間に描き出していった...2022.01.03 07:23MUSICREPORT
Zeke Deux、12月31日と1月1日にイベントライブに出演。2022年最初のライブでは新衣装を披露!! 11月11日に始動ワンマン公演を行って以来、Zeke Deuxは踏みだしたその足を、ゆっくりとだが、着実に前へと歩を進めている。KakeruもHarukaも、これまでの活動を継続しながらも、Zeke Deuxへ活動の軸を置き始めている。2022年には、精力的にヴィジュアルシーンを掻き回すZeke Deuxの姿を味わえそうだ。 年末年始は、バンドにとって一番自分たちの存在をアピールしていける時期。この日に家でじっとしていることはどういうことなのか…みなさんにも想像はつくだろう。 始動して間もないにも関わらず、Zeke Deuxは12月31日と1月1日にイベント出演という形を通し、早くもその存在をアピールする機会を手にした。 Ze...2021.12.24 09:35MUSIC
ミュージカル女優、かとう唯。自身の歩みを投影したMVを公開!!平成琴姫のメンバーとして芸能活動を始めてから、今年で10周年を迎えたかとう唯。先日も、ミュージカル「サイト」で主役を担ったように、今はミュージカル女優として活動している。同時に、アイドル活動時代から冴えていただじゃれのセンスが評価を受け、「だじゃれアンバサダー」としても活動中だ。 ミュージカル女優/ダジャレント(だじゃれのタレント)、2つの顔を持っているかとう唯が、その魅力を、エンターテイメントな要素を色濃く映し出した形で伝えようと、クラウドファンディングを通して制作費を募り、2本のMVを制作した。 かとう唯のだじゃれセンスを存分に発揮。69個のだじゃれ映像を詰め込んだ「ダジャロック!」のMVを、9月に公開。冒頭でかとう唯が「聞...2021.12.24 09:30MUSICREPORT
次々とモンスターを倒した3人の勇者の前に広がった新天地とは…。未完成リップスパークル、川崎CLUB CITTA’でワンマンを開催!!! 未完成リップスパークル、通算6回目となるワンマン公演の場として選んだのが、グループ史上最大規模となる川崎CLUB CITTA'。大会場でのワンマン公演は2年ぶり。気になるのが、今回のライブタイトルに付けられた「倒せ! らぶりーモンスター~星のかけらを集めて~」の意味。この日はスペシャルゲストとして、同じ事務所に所属するベクアステラ/CUPIDOLIC/LOVE CCiNO/三日月スナイパー/ブルーなままでもの5組もライブにかけつけ、楽曲を披露。仲間たちの応援を受け、未完成リップスパークルのライブは幕を開けた。 大きなスクリーンに映しだされたのが、ファミコンゲームのスタート画面。3人のヒロインが、モンスターを倒すための戦いの旅を始め...2021.12.22 02:40MUSICREPORT
「温かい雪」の季節に祝福の歌を。ハイダンシークドロシーの最新配信シングル『Neige chaleur』に覚えた幸福と感動。 イントロのギターの旋律に触れた瞬間から、目の前に雪が舞いだした。その音色へ呼ばれるように「エグリーズ リュタンに手を引かれ」(教会 妖精に手を引かれ)と歌う谷琢磨の澄み渡る優しい声が、まるで聖歌のように響き渡る。 ハイダンシークドロシーが、12月22日に配信リリースするシングル『Neige chaleur』(ネージュシャルール)。フランス語で「温かい雪」という意味を持つ。 時間にして数分だろう。でも、その短い時間の中、それはそれは至福の時間に包まれてゆく。サビ歌の背景で響くトレモロ効果のギターの音色や、終盤、楽曲の背景で、祝福の音を鳴らすように美しく鳴り響く教会の鐘の音が。何より、触れた人たちの心の内へと手を伸ばし、華奢な細い...2021.12.22 00:39MUSIC
カリブ映画&カリビアンミュージックライブ&ラムカクテル銀座で旅する映画祭@PLUSTOKYO2021年12月26日(日)開催!『WELCOMETOCARIBBEANMOVIES!!!』2021年12月26日(日)、”都心にいながらリゾート気分を味わえる”銀座PLUSTOKYOにて、まさにうってつけのイベントが開催されます。いまだ簡単には旅へ出かけることができない状況ではありますが、カリブ文化満載のこのイベントで、まるで異国へ旅にでたような気分を味わい、ポジティブでハッピーに2021年を締めくくりましょう!2部構成となるこの日、13:00からの1部では、現在も世界を飛び回り活躍する、81歳のカリプソ歌手の壮絶な人生を綴ったドキュメンタリー映画『カリプソ・ローズ』を上映。さらにローズさんさながらのパワフルフィメール・レゲエ・シンガー「qimygo(キミーゴ)」...2021.12.22 00:33MOVIE
映画『ラストナイト・イン・ソーホー』エドガー・ライト監督とロケ地巡りへ。 ようこそ、“ソーホーツアー”特別動画が公開!今最も新作を待たれる監督のひとり『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督4年ぶりの 最新作『ラストナイト・イン・ソーホー』 がTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開中です。 本作の注目のキャストは、『ジョジョ・ラビット』で脚光を集め、M・ナイト・シャマラン監督最新作『オールド』にも出演する新鋭トーマシン・ マッケンジー、そしてNETFLIXオリジナルシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」でゴールデングローブ賞ミニシリーズ/テレビムービー部門の主演 女優賞を受賞した最注目の若手女優アニャ・テイラー=ジョイが名を連ねる。映画ファンが熱視線を送る2大最旬女優の競演から目 が離せない!トーマシンとアニャは、ロンドンの異なる...2021.12.16 11:15MOVIE
「ν[NEU]高田馬場AREA「Thank you for 高田馬場AREA」ライブレポート高田馬場AREAに愛を込めて、この日だけのスペシャルセッション!1997年オープン以来、数々のヴィジュアル系バンドを支え、育んできたライブハウス「高田馬場AREA」が、オーナービルの取り壊しに伴い2021年12月31日で閉店することになった。高田馬場AREAはν[NEU] が最も多くライブをしてきたライブハウスでもある。この思い出深いライブハウスに感謝の気持ちを伝えるため、1日限りの特別公演が開催された。2020年に1年間限定の復活をアナウンスしていたν[NEU]だが、コロナ禍の影響を受け復活が叶わずにいる。また、現在のν[NEU]メンバーは仕事も生活環境もそれぞれ異なり、全員が一堂に会することは難しかった。今回のライブも“復活ライ...2021.12.16 10:44MUSICREPORT
PERSONZ、2021年を締めくくるライブが終了!去る12/11、大手町三井ホールにおいて本年最後のPERSONZのライブが開催された。この日を待ち侘びた多くのファンが開場前から長い列を作り、ライブへの期待を膨らませていた。PERSONZ THE BEST GREATEST SONGSと題されたライブはそのタイトル通り、PERSONZを代表する多くの曲の中からか選りすぐりの楽曲を惜しみなく披露したライブであった。客電が落ちオープニングのSEが流れ始めると客席を埋めた待ちきれないオーディエンスは次々と立ち上がり、声援を送れない歯痒さを紛らわすように激しく手拍子を始める。それでもメンバーがステージに現れるとその表情はマスクで隠れていても笑顔になっているのが手に取るようにわかった。5th...2021.12.15 03:00MUSICREPORT
スーパーチャンク、4年ぶりのニュー・アルバムが完成。前作から一転、豪華ゲスト陣を迎え、この悲惨な時代に感謝すべきことについて語った自身12枚目のアルバム『ワイルド・ロンリネス』、リリース。Superchunkが過去30数年間に制作してきた全てのレコード同様、『Wild Loneliness』はずば抜けて素晴らしく、感染性が高い。『What a Time to Be Alive』での怒りの後、新しいレコードは、この悲惨な時代に失ったものについてではなく、感謝すべきことについてより多くを語っている。このアルバムでバンドは再び発展の可能性にフォーカスしているようだ。その可能性は、曲自体に組み込まれており、その隠された驚きの中にある。例えば、タイトル・トラックでWye OakのAndy Stackのサックスが入ってくると、曲に全く新しい質感が加わる。それは、「This Night」でOwen Pallettのストリングスが入...2021.12.14 22:00MUSIC