映画愛は不滅だ! 映画『ゾッキ』ゾッキ裏ゾッキ同時上映登壇イベント Part6

5月14日(金)に公開された映画『裏ゾッキ』では、5月27日まで連日の公開記念登壇イベントを実施しております。5月20日に閉館となってしまうアップリンク渋谷の最後の新作公開作となってしまった『裏ゾッキ』。先に公開されている『ゾッキ』との交互上映で映画の表と裏を存分に楽しめるというユニークな企画のもと、ゾッキチームが全ての映画ファンに向けて、トークを繰り広げています。「映画への愛は不滅です!!」


■■ゾッキ/裏ゾッキ 登壇イベント 第6回 “秘密の集会 今こそ愛だ” 概要■■

■開催日:5月19日(水)

■時間:20:30~20:55(25分)

■登壇者:柳ゆり菜、山田孝之、齊藤工

■会場:アップリンク渋谷

■MC:なし


 【オフィシャルレポート】

映画『ゾッキ』『裏ゾッキ』の交互上映トークイベント「秘密の集会 今こそ愛だ」が5月19日、東京・渋谷にあるミニシアター・アップリンク渋谷で行われ、『ゾッキ』の中の一編『Winter Love』監督の山田孝之と出演者の柳ゆり菜、そして『ゾッキ』の中の一編『伴くん』監督の齊藤工が参加した。

映画監督としても一観客としても同劇場に思い入れのある齊藤監督。この日が閉館前夜ということもあり「この劇場でしか観られなかった作品、そして出会うことができなかったクリエイターがいました。グザヴィエ・ドラン監督など、この劇場で映画が公開されたからこそ、その先が開けて行った多くのフィルムメーカーも沢山見てきました。明日でアップリンク渋谷は一旦閉館となりますが、またいつか戻ってきてほしいと思います」とエール。そして「…星野源さん、おめでとうございます!」と、女優・新垣結衣との結婚が発表された歌手で俳優の星野源を祝福していた。

『Winter Love』で関西弁のコンビニの女を演じた柳は、山田監督とは旧知の仲だという。それだけに山田監督は「数カットの登場ですが、原作を読んでゆり菜のことがすぐに思い浮かんだ。原作の当該シーンの画像をスクショして『これやって』と送りました。松田龍平さん、ピエール瀧さんと同じくらい、早い段階でオファーしました」とキャスティング時を回想。当の柳は「男と女が眺め合っているほぼセリフのない漫画のコマの画像が送られてきて『これがゆり菜だ』と。私としては『どこが!?』状態でした」と驚きがあったようだ。

しかも大阪出身の柳に合わせて、原作とは違う関西弁キャラに変更。その改変に柳は「(山田監督には)関西弁でいつも口悪く喋っているような印象を持たれているので、その流れでかな?と思った」と自虐も、山田監督の現場について「映画監督という幕を張ることなく、山田孝之そのままでいてくれた。現場全体を把握しながら作品のことを伝えてくれて、一緒にお芝居を作っていった感じでした」と居心地の良さを強調。山田監督も「コンビニのシーンは齊藤工監督とミックスするシーンだったので自分も凄く楽しんだ」と充実ぶりを口にしていた。

この日のイベントでは音声SNSのClubhouseから急遽、『伴くん』出演者でお笑いコンビ・コウテイの九条ジョー(伴くん)が参加。昨晩のイベントで共演者の木竜麻生に告白し、「ソーシャルディスタンスで!」とやんわりフラれた九条。傷心ゆえに「大阪帰りの新幹線が9時間に感じた」と体内時計も狂ったようだが、柳から「ファンです!」と好意を寄せられると、面識のない柳に対して愛の告白を始めた。しかし木竜同様、柳からも「ソーシャルディスタンスで!」と断られ、二夜連続の撃沈となった。

最後に齊藤監督は、座席の間隔をあけた映画館の空席分の代金を山田監督がはじめしゃちょー名義で購入するというコラボ動画での取り組みに触れて「コロナ禍で大変なときにアイデアで乗り越えて行こうとする画期的な工夫。こんな時にこそエンターテインメントの良識は進化していくんだと思った」と感動し「映画公開後の山田監督の数々のアプローチには大きな勇気をもらいました。これからも仲間たちとともに『ゾッキ』という船で今の時代を航海していきたい」と力強く宣言していた。

竹中直人、山田孝之、齊藤工が共同監督を務めた映画『ゾッキ』の舞台裏に迫ったドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』が5月14日(金)から公開中。


【アーカイブ公開中】

本日は、『ゾッキ』『裏ゾッキ』交互上映を記念して、プロデューサーの山田孝之、伊藤主税、牧有太がバンタンデザイン研究所主催のクリエイティブトークショーに出演。制作秘話や、待機作『MIRRORLIAR FILMS』について、プロデューサーの仕事についてなど、若いクリエイターに向けてクリエイティブ談義を繰り広げました。

■日時:5/19(水)18:00〜19:30

■登壇者:山田孝之、伊藤主税、牧有太

アーカイブ配信URL(バンタンチャンネル):https://www.youtube.com/watch?v=kW02CocL1W4


【今後のイベント情報】

■期間:5月14日(金)〜27日(木) ⠀

■時間:「ゾッキ」または「裏ゾッキ」最終回上映後⠀

■会場:〜20日(木) アップリンク渋谷(20日閉館)/21日(金)~アップリンク吉祥寺⠀

■チケット販売:⠀

・オンライン予約(アップリンク会員・一般):上映前日の20:00より販売⠀

・劇場窓口:上映当日の9:30より販売⠀

・詳細は劇場HPをご覧ください。 ⠀

https://shibuya.uplink.co.jp/⠀

■登壇者(予定)⠀

5/20(木) 竹中直人、大橋裕之、篠原利恵、牧有太

5/21(金)  大橋裕之、篠原利恵

5/22(土)以降は順次発表⠀


作 品 情 報

『ゾッキ』今日も地球は<秘密と嘘>で回っている。

ある女は<秘密は大事に、なるべくたくさん持て>と助言する祖父が告白した、秘密の数に腰を抜かす。

ある男は、あてがないというアテを頼りに、ママチャリで‟南”を目指す旅に出る。

ある少年は、成り行きでついた<嘘>をきっかけに、やっとできた友達から‟いるはずのない自分の姉”に恋をしたと告げられ、頭を悩ませる。

ある青年は、今は消息不明の父と体験した幼い日の奇妙な出来事を思い出していた。

そして日々なんとくアルバイトに勤しむひとりの少年は、‟ある事件”が海の向こうの国で起きたことを知るー。

楽しくて、切なくて、優しくて、懐かしくて、不思議な、自分だけの特別な秘密。

ラストに待ち受けている、寄せ集められた小さな話たちの奇跡的な出会いとは―

吉岡里帆 鈴木福 満島真之介 柳ゆり菜 南沙良 安藤政信 ピエール瀧 森優作 九条ジョー(コウテイ) 木竜麻生 

倖田來未 竹原ピストル 潤浩 松井玲奈 渡辺佑太朗 / 石坂浩二(特別出演)/ 松田龍平 / 國村隼

監督:竹中直人 山田孝之 齊藤 工 

原作:大橋裕之「ゾッキA」「ゾッキB」(カンゼン刊) 脚本:倉持裕 音楽監督:Chara 主題歌:「私を離さないで」Chara feat. HIMI

宣伝:ガイエ 配給:イオンエンターテイメント ©️ 2020「ゾッキ」製作委員会  

公式サイト:zokki.jp 公式Twitter・Facebook・インスタグラム:@zokki_movie

『ゾッキ』全国絶賛公開中


『裏ゾッキ』ばらばらの世界をつなぐのは、法螺(フィクション)だったーーー。

竹中直人・山田孝之・齊藤工の3人がメガホンを取り、漫画家・大橋裕之の短編集を実写化する異色の映画、「ゾッキ」。制作がはじまる2020年、ひときわ喜んだのは、ロケ地である愛知県・蒲郡市の人々だった。蒲郡では8年前から印刷屋さん、パン屋さん、居酒屋さんなど、町の有志が立ち上がり映画誘致の活動を続けていたが、今回念願かなって蒲郡市も巻き込み、映画「ゾッキ」を市民総出で全面バックアップすることになったのだ!

平穏だった蒲郡という場所で巻き起こる、数々のハプニング。豪華キャスト・スタッフによる一筋縄ではいかない映画制作。そして、素人集団がどうにか映画を盛り上げようと奮闘する姿。その模様を追った「裏ゾッキ」は、ひとつの映画に寄せ集まった人々の"裏側"を描く物語。・・・のはずだった。

ロケ終了後に世界中に襲いかかったコロナウイルスの猛威。4、5月には緊急事態宣言が発令した。映画館が2ヶ月の休館するのは戦後初めての事態だった。映画を生業にしていた監督陣の生活も一変した。例にもれず蒲郡の町も悲鳴をあげ、映画に心をくだいてきた人々は、それぞれの苦境に追い込まれる。さらに2021年3月の公開直前、コロナウイルス第二波が世界を襲う。目標にしてきた「作品を届けること」がおびやかされる今。ひとつの映画とともに重なり合った人々の現在進行形の記録。

撮影・編集・監督:篠原利恵 音楽:重盛康平 題字:大橋裕之

出演:蒲郡市の皆さん、竹中直人、山田孝之、齊藤工 ほか ナレーション:松井玲奈

主題歌:竹原ピストル「全て身に覚えのある痛みだろう?」(ビクターエンタテインメント)

製作:映画「裏ゾッキ」製作委員会 企画:伊藤主税、山田孝之 プロデューサー:牧有太 撮影:藤枝孝幸

制作:テレビマンユニオン 制作協力:and pictures

配給:イオンエンターテイメント 支援:映画「ゾッキ」製作委員会/映画「ゾッキ」蒲郡プロジェクト委員会 後援:蒲郡市

©2020「裏ゾッキ」製作委員会 公式サイト:https://ura.zokki.jp 公式Twitter・Facebook・インスタグラム:@urazokki  

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