衝撃の誕生から 17 年。スリラー映画『ソウ』シリーズは回を増すほどにそのおぞましくも広大な世界観を構築し、多くの人々に強烈な印象を植え込み続けてきた。そして2021年、その『ソウ』シリーズの《完全なる新章》が誕生した。
本作には『ドグマ』(99)、『9デイズ』(02)、『マダガスカル』シリーズ(05-12)、『ニューヨーク、恋人たちの 2 日間』(12)、「FARGO/ファーゴ:カンザスシティ」(20)などに出演した、“ソウフリーク”として知られるクリス・ロック、さらにはに『パルプ・フィクション』(94)、『ダイ・ハード 3』(95)、『交渉人』(98)、『ディープ・ブルー』(99)、『カイト/KITE』(14)、『キングコング:髑髏島の巨神』(17)、『ヒットマンズ・ボディガード』(17)など多くの対策に名を連ねる怪優サミュエル・L・ジャクソンら強力なキャストが登場する。
監督を務めるのは『ソウ 2~4』を手掛けたダーレン・リン・バウズマン監督。『ソウ』の原点である世界観を想像したのがジェームズ・ワン&リー・ワネル(製作総指揮)ならば、バウズマンはいわば世界観を拡張した『育ての親』。その彼が、再びシリーズに新たな世界観を作り上げた。
シリーズを愛し、知り尽くす製作陣が創造したジグソウを凌駕する猟奇犯など、『ソウ』シリーズに魅せられた人々もきっとその衝撃に大きな刺激を受けることだろう。『ソウ』シリーズを鮮烈に、過激にリセットした本作は、サスペンス、スリラーファンとしては見逃せないところだ。
≪ストーリー≫
地下鉄の線路上。舌を固定され、宙吊りの男。
舌を引き抜いて生きるか、ぶらさがったまま死ぬか?男には究極の選択が迫られる。
猛スピードの電車が轟音を立てて迫り、やがて無残にも男の体は四散する。それはあの『ジグソウ』を凌駕する猟奇犯が仕掛けた、新たなゲームの始まりだった――。
ターゲットは《全て警察官》。不気味な渦巻模様と青い箱が、捜査にあたるジークと相棒ウィリアムを挑発する。やがて、伝説的刑
事でありジークの父・マーカスまでもが姿を消し、追い詰められていくジーク。
ゲームは追うほどに過激さを増し、戦慄のクライマックスが待ち受ける…
出演:クリス・ロック マックス・ミンゲラ マリソル・ニコルズ and サミュエル・L・ジャクソン
監督:ダーレン・リン・バウズマン(『ソウ 2』『ソウ 3』『ソウ 4』)
脚本:ジョシュ・ストールバーグ ピーター・ゴールドフィンガー(『ジグソウ:ソウ・レガシー』『ピラニア
3D』)
製作:オーレン・クールズ マーク・バーグ(『ソウ』シリーズ)
製作総指揮:ダニエル・ジェイソン・ヘフナー クリス・ロック ジェームズ・ワン リー・ワネル
ステイシー・テストロ ジェイソン・コンスタンティン グレッグ・ホフマン
ケヴィン・グルタート
撮影監督:ジョーダン・オラム
プロダクション・デザイナー:アンソニー・カウリー
編集:デヴ・シン
音楽:チャーリー・クロウザー(『ソウ』シリーズ)
衣装デザイン:ローラ・モンゴメリー
原題:SPIRAL: From the Book of Saw/2019 年/アメリカ/93 分/シネマスコープ/5.1ch サラウンド
字幕翻訳:松浦美奈
提供:アスミック・エース/ポニーキャニオン 配給:アスミック・エース
https://spiral.asmik-ace.co.jp/
公式 Twitter: @Spiral_movie_JP
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