映画愛は不滅だ! 映画『ゾッキ』ゾッキ裏ゾッキ同時上映登壇イベント Part4

5月14日(金)に公開された映画『裏ゾッキ』では、5月27日まで連日の公開記念登壇イベントを実施中。

5月20日に閉館となってしまうアップリンク渋谷の最後の新作公開作となってしまった『裏ゾッキ』。先に公開されている『ゾッキ』との交互上映で映画の表と裏を存分に楽しめるというユニークな企画のもと、ゾッキチームが全ての映画ファンに向けて、トークを繰り広げています。「映画への愛は不滅です!!」


■■ゾッキ/裏ゾッキ 登壇イベント 第4回 “秘密の集会 今こそ愛だ” 概要■■

■開催日:5月17日(月)

■時間:20:30~20:55(25分)

■登壇者:竹中直人、渡辺佑太朗、輝有子

■会場:アップリンク渋谷

■MC:なし


 【オフィシャルレポート】

映画『ゾッキ』『裏ゾッキ』の交互上映トークイベント「秘密の集会 今こそ愛だ」が5月17日、東京・渋谷にあるミニシアター・アップリンク渋谷で行われ、『ゾッキ』監督&企画の竹中直人と、竹中演出パート『父』出演者の輝有子(母役)、渡辺佑太朗(マサル役)が出席した。

独特な世界観を持つ原作漫画について輝は「これをどのように映画化するのだろうか?しかも竹中直人さん、山田孝之さん、齊藤工さんの3人が監督で…」と当初は「?」だったというが、完成作に「すべてのストーリーが緩~く温かく繋がっていて、楽しくも心が温かくなる。新しい映画だと思った」と納得の表情。

一方、渡辺は「原作の持つ、なんとも言えない世界観を果たして実写で表現できるのだろうか?と思ったけれど、完成作はまさに『ゾッキ』だった。緩やかに物語が進み、そしてどこかにいそうでいなさそうな人たちが出てきて。本当に面白い映画だと思った」と当初の不安は杞憂に終わったという。

竹中監督は「監督作は9本目なので、それなりの客観性を持って観たつもりだけれど、本当にいい映画だと思っています」と手応え。しかし完成前のラフ編集時での試写では「観るのにもの凄く緊張しました。ほかの二人がどのように撮っているのかわからなかったし、原作者の大橋裕之さんも同席されていましたから。あの時の緊張感を思い出すと、いまだに肩がコリます」と尋常ならざるプレッシャーを感じていたようだ。

原作を初めて読んだ2018年の段階で「音楽はChara!」と一択だったという竹中監督。「Charaとは2018年に久々に会って、その頃から『ゾッキ』で音楽をやってもらいたいと思っていました。Charaしか考えられず、最高のミュージシャンが揃ったと思う。サントラも発売しているし、なんとアナログ盤もある。ちなみにアナログ盤は自分でちゃんと買って、自宅に飾っています」とご満悦だった。

またロケ地となった愛知県蒲郡市については「食べ物も美味しいものばかり。居心地もとてもよくて、本当にいい町だった」(竹中監督)、「温かい人たちばかりで、空気も綺麗で静かでした」(輝)、「綺麗な場所でした」(渡辺)と、魅力たっぷりの場所であると異口同音に口にしていた。


【今後のイベント情報】

■期間:5月14日(金)〜27日(木) ⠀

■時間:「ゾッキ」または「裏ゾッキ」最終回上映後⠀

■会場:〜20日(木) アップリンク渋谷(20日閉館)/21日(金)~アップリンク吉祥寺⠀

■チケット販売:⠀

・オンライン予約(アップリンク会員・一般):上映前日の20:00より販売⠀

・劇場窓口:上映当日の9:30より販売⠀

・詳細は劇場HPをご覧ください。 ⠀

https://shibuya.uplink.co.jp/⠀

■登壇者(予定)⠀

5/18(火) 九条ジョー、森優作、木竜麻生

5/19(水)  柳ゆり菜、山田孝之、齊藤工

5/20(木)以降は順次発表⠀


作 品 情 報

『ゾッキ』今日も地球は<秘密と嘘>で回っている。

ある女は<秘密は大事に、なるべくたくさん持て>と助言する祖父が告白した、秘密の数に腰を抜かす。

ある男は、あてがないというアテを頼りに、ママチャリで‟南”を目指す旅に出る。

ある少年は、成り行きでついた<嘘>をきっかけに、やっとできた友達から‟いるはずのない自分の姉”に恋をしたと告げられ、頭を悩ませる。

ある青年は、今は消息不明の父と体験した幼い日の奇妙な出来事を思い出していた。

そして日々なんとくアルバイトに勤しむひとりの少年は、‟ある事件”が海の向こうの国で起きたことを知るー。

楽しくて、切なくて、優しくて、懐かしくて、不思議な、自分だけの特別な秘密。

ラストに待ち受けている、寄せ集められた小さな話たちの奇跡的な出会いとは―

吉岡里帆 鈴木福 満島真之介 柳ゆり菜 南沙良 安藤政信 ピエール瀧 森優作 九条ジョー(コウテイ) 木竜麻生 

倖田來未 竹原ピストル 潤浩 松井玲奈 渡辺佑太朗 / 石坂浩二(特別出演)/ 松田龍平 / 國村隼

監督:竹中直人 山田孝之 齊藤 工 

原作:大橋裕之「ゾッキA」「ゾッキB」(カンゼン刊) 脚本:倉持裕 音楽監督:Chara 主題歌:「私を離さないで」Chara feat. HIMI

宣伝:ガイエ 配給:イオンエンターテイメント ©️ 2020「ゾッキ」製作委員会  

公式サイト:zokki.jp 公式Twitter・Facebook・インスタグラム:@zokki_movie

『ゾッキ』全国絶賛公開中


『裏ゾッキ』ばらばらの世界をつなぐのは、法螺(フィクション)だったーーー。

竹中直人・山田孝之・齊藤工の3人がメガホンを取り、漫画家・大橋裕之の短編集を実写化する異色の映画、「ゾッキ」。制作がはじまる2020年、ひときわ喜んだのは、ロケ地である愛知県・蒲郡市の人々だった。蒲郡では8年前から印刷屋さん、パン屋さん、居酒屋さんなど、町の有志が立ち上がり映画誘致の活動を続けていたが、今回念願かなって蒲郡市も巻き込み、映画「ゾッキ」を市民総出で全面バックアップすることになったのだ!

平穏だった蒲郡という場所で巻き起こる、数々のハプニング。豪華キャスト・スタッフによる一筋縄ではいかない映画制作。そして、素人集団がどうにか映画を盛り上げようと奮闘する姿。その模様を追った「裏ゾッキ」は、ひとつの映画に寄せ集まった人々の"裏側"を描く物語。・・・のはずだった。

ロケ終了後に世界中に襲いかかったコロナウイルスの猛威。4、5月には緊急事態宣言が発令した。映画館が2ヶ月の休館するのは戦後初めての事態だった。映画を生業にしていた監督陣の生活も一変した。例にもれず蒲郡の町も悲鳴をあげ、映画に心をくだいてきた人々は、それぞれの苦境に追い込まれる。さらに2021年3月の公開直前、コロナウイルス第二波が世界を襲う。目標にしてきた「作品を届けること」がおびやかされる今。ひとつの映画とともに重なり合った人々の現在進行形の記録。

撮影・編集・監督:篠原利恵 音楽:重盛康平 題字:大橋裕之

出演:蒲郡市の皆さん、竹中直人、山田孝之、齊藤工 ほか ナレーション:松井玲奈

主題歌:竹原ピストル「全て身に覚えのある痛みだろう?」(ビクターエンタテインメント)

製作:映画「裏ゾッキ」製作委員会 企画:伊藤主税、山田孝之 プロデューサー:牧有太 撮影:藤枝孝幸

制作:テレビマンユニオン 制作協力:and pictures

配給:イオンエンターテイメント 支援:映画「ゾッキ」製作委員会/映画「ゾッキ」蒲郡プロジェクト委員会 後援:蒲郡市

©2020「裏ゾッキ」製作委員会 公式サイト:https://ura.zokki.jp 公式Twitter・Facebook・インスタグラム:@urazokki  

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