アイアン&ワインことサム・ビームの失われたデビュー・アルバムがリリース。

2002年の『ザ・クリーク・ドランク・ザ・クレイドル』以前にレコーディングされた楽曲によるアルバム『アーカイヴ・シリーズVOL.5:タラハシー・レコーディングス』。


『Archive Series Volume 5: Tallahassee Recordings』はIron&Wineの失われたデビュー・アルバムだ。これは、2002年にSub Popからリリースされたデビュー・アルバム『The Creek Drank the Cradle』の3年前にレコーディングされた曲のコレクションである。

この頃、Iron&Wineのコンセプトは存在しておらず、Sam Beamは映画でのキャリアを追求する為、フロリダ州立大学で勉強をしていた。収録曲はBeamと将来のバンドメイト、EJ Holowickiが同居を始めた1998年から1999年にかけてレコーディングされた。1曲を除いた全ての曲は未発表で、20年間、ハード・ドライヴに保存されていた。


Iron & Wine - Calm on the Valley


IRON & WINE『ARCHIVE SERIES VOLUME 5: TALLAHASSEE RECORDINGS』(アーカイヴ・シリーズVOL.5:タラハシー・レコーディングス)

2021.5.12 ON SALE

■品番:SP1404CDJ[CD/国内流通仕様]

■定価:¥2,300+税

■発売元:ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ

■収録曲目:

1. Why Hate the Winter

2. This Solemn Day

3. Loaning Me Secrets

4. John's Glass Eye

5. Calm on the Valley

6. Ex-Lover Lucy Jones

7. Elizabeth

8. Show Him the Ground

9. Straight and Tall

10. Cold Town

11. Valentine


プロフィール

Iron & Wineは米サウスカロライナ州出身のシンガーソングライター、Sam Beamによるソロ・プロジェクトだ。フロリダ州立大学で芸術学の修士号を取得したSam Beamは、大学などで教師をしながら曲を書き続け、レコード会社にデモを送付。それが機となり、Sub Popと契約。2002年にデビュー・アルバム『The Creek Drank The Cradle』をリリースした。

2004年にはセカンド・アルバム『Our Endless Numbered Days』をリリース。初めてプロフェッショナルなスタジオでレコーディングされたこのアルバムは大きな評価を獲得。後の大ブレイクへの大きな礎となった。2007年にはサード・アルバム『The Shepherd's Dog』をリリース。

アルバムは米アルバム・チャートの24位を記録し、多くのメディアで同年のベスト・アルバムの一枚に挙げられた。2011年にはメジャー移籍後初となる4枚目のアルバム『Kiss Each Other Clean』をリリースし、米アルバム・チャートの2位を記録。

英でもトップ40ヒットなり、各国のチャートにもランクイン。ワールドワイドでのブレイク作となった。2013年には5枚目のアルバム『Ghost On Ghost』をリリース。ジャジーなサウンドにシフトしたこの作品も各国でヒットした。その後、Ben BridwellやJesca Hoopとのコラボ作を挟み、2017年8月にはSub Pop復帰作となる6枚目のアルバム『Beast Epic』をリリース。

同作は第60回グラミー賞の「ベスト・アメリカーナ・アルバム」にもノミネートされた。また、2018年8月には、『Beast Epic』と同時期に書かれた6曲を収録したEP『Weed Garden』をリリース。同EPは第61回グラミー賞の「ベスト・フォーク・アルバム」にノミネート。2019年にはCalexicoとのコラボレーション・アルバム『Years To Burn』をリリースした。


■More info: http://bignothing.net/ironandwine.html

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