異国の戦災孤児たちをわが子のように受け入れたポーランド人教師たちがいた―― 分断国家、飢餓と戦争、1950年代に起きた〈傷と愛〉の記録をたどる映画『ポーランドへ行った子どもたち』予告編公開

[釜山国際映画祭 2018 招待作品] 待望の日本公開!!

ホン・サンス監督作への出演など俳優としても注目を集める

チュ・サンミ監督によるドキュメンタリー作品

本作は、1950年代、北朝鮮から秘密裏にポーランドへ送られた朝鮮戦争の戦災孤児たちの歴史を、脱北者の大学生とともにたどったドキュメンタリー作品。

韓国でも知られていない歴史の闇に光を当てたのは、俳優としても活躍するチュ・サンミ監督。この予告編では、現代から過去へ、朝鮮半島からポーランドへ。戦災孤児たちの悲痛な分断の記憶をたどる旅路が映し出される。

子どもたちへのポーランド人教師たちのあたたかな眼差しと、いまもなお続く国家間の争いに傷つく子どもたちを優しく包むチュ・サンミ監督の想いが伝わる予告編となっている。


[作品紹介] 

監督のチュ・サンミは、出産後に子どもへの愛着や不安のために産後うつを経験する。そんな中、彼女は偶然目にした北朝鮮の孤児たちの映像をきっかけに、秘密裏にポーランドへ強制移送された戦災孤児たちの記録を知る。1950年代、自国も厳しい情勢下に異国の孤児たちを我が子のように受け入れたポーランド人教師たちと、彼らを「ママ」「パパ」と慕う朝鮮の子どもたちがいた――。

チュ・サンミは、脱北の過去を持つ大学生イ・ソンとともにポーランドを訪問し、いまでも子どもたちを懐かしく思い涙を流す教師たちと出会う。

あのとき彼らは何を思った のか。その後朝鮮に送り戻された孤児たちはどうなったのか。そして旅の途中、イ・ソンは泣きながらいまも北朝鮮にいる家族のことを語りはじめる。


監督|チュ・サンミ 出演|チュ・サンミ、イ・ソン

ヨランタ・クリソヴァタ、ヨゼフ・ボロヴィエツ、ブロニスワフ・コモロフスキ(ポーランド元大統領)

イ・へソン(ヴロツワフ大学韓国語科教授)、チョン・フンボ(ソウル大学言論情報学科 教授)

プロデューサー|チェ・スウン 音楽|キム・ミョンジョン 制作|コンテンツパンダ

配給|太秦 協力|大阪アジアン映画祭、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル ©2016. The Children Gone To Poland.

映倫番号: 49296

区分: G

公式サイト:http:// cgp2016.com 

公式 Twitter ::@cgpoland2016


2022 年 6 月 1 8 日 (土) より ポレポレ東中野ほか全国順次公開

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